シャオミ英市場に進出 今年の販売台数は1億台突破

フラッグシップモデルの発表(2018年6月26日撮影、資料写真)。(c)CNS/張煒 〔AFPBB News

 先ごろ、米国の市場調査会社IDCは、昨年(2018年)1年間の世界スマートフォン出荷台数が14億台となり、前年から4.1%減少したと報告した。

 世界で最も市場規模が大きい中国では、同年の出荷台数が4億850万台となり、前年から11%減少したと、米ストラテジーアナリティクスは報告している。また、MM総研によると、昨年の日本国内出荷台数は、前年から2.6%減の3116.7万台となった。

 こうして、スマートフォン市場が世界的に頭打ちとなる中、依然として、高い伸び率で成長しているのがインドだ。

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中国メーカーがインドで急成長

 IDCのレポートによると、昨年1年間のインドにおけるスマートフォン出荷台数は、前年から14.5%増の1億4230万台となり、過去最高を更新した。

 また、10~12月期の出荷台数は3630万台だった。同国では、祭事シーズンを控えた7~9月期に出荷台数が大きく伸びる。昨年10~12月は、その反動で前の四半期から15.1%減少したが、1年前からは19.5%増と、大きく伸びた。

 インドにおけるメーカー別出荷台数ランキングは、1位から、中国シャオミ(小米科技)、韓国サムスン電子、中国ビーボ(維沃移動通信)、中国オッポ(広東欧珀移動通信)、中国トランション・ホールディングス(傳音控股)の順。