世界のスマートフォン市場では、今年(2018年)4~6月期、中国ファーウェイ(華為技術)の出荷台数が、米アップルのそれを抜き、2位に浮上した。こうした調査レポートを、先ごろ、米国の市場調査会社IDCが公表していたが、ファーウェイの勢いを示す新たなデータが、別の調査会社から公表された。
ファーウェイ、アップル抜き2位に浮上
このほど米ガートナーがまとめた今年4~6月期のスマートフォン販売統計によると、ファーウェイの販売台数は4985万台となった。同社はアップルを上回り、世界販売台数ランキングで2位に浮上した。
ファーウェイの台数は1年前から38.6%増加。市場シェアは1年前の9.8%から、13.3%に上昇した。
これに対しアップルは4472万台で、1年前から0.9%の増加にとどまった。アップルのシェアは12.1%から11.9%に低下している。
ランキングで首位を維持したのは、韓国サムスン電子。ただ、サムスンは、1年前から12.7%減の7234万台となり、シェアは22.6%から19.3%に低下した。