脱北者約千人の個人情報流出、支援施設がハッキング被害 韓国

キーボードを打つ人(2016年11月21日撮影、資料写真)。(c)SAUL LOEB / AFP 〔AFPBB News

 突然ですが、皆さん、コンビニエンスストアかスーパーのレジで並んでいて、前にいる人がお勘定を払おうとして、誤って小銭を床にばら撒いてしまったとします。

 あなたならどのようにされますか?

1 いっしょに拾ってあげる

2 決して拾わない。黙視するだけ

3 その他(目立たないところに落ちたものをガメる、とかはなし)

 このアンケート=クイズから、サイバーセキュリティのイロハを考えてみたいと思います。

落ちた小銭を拾うべきか?

 2月8日のミュンヘン工科大学と東京大学のワークショップ、定員100人の小さな催しでしたが、満場のご参加をいただき、本当にありがとうございました。

 フェイスブックからの寄付が原資ですが、基本的に独立した組織として活動するAI倫理センターのディレクターとして、采配が期待されるクリストフ・リュトゲ教授は、多忙な日程のなか、1日だけのために来日してくれ、重要な内容を共有してくれました。

 これについてはまた、追って誌面にも反映させてゆきたいと思っています。

 さて、冒頭の問題設定ですが、私の身近な人々に質問してみると、答えはハッキリ分かれました。

 誰かが床にこぼした小銭を 「拾ってあげる」という親切な人が過半数。無視とか、ほっとく、という人が少数。後でネコババする、といった露骨な答えはありませんでしたが・・・。