昨年7月、東京都内の自宅マンションで派遣型マッサージ店の女性従業員に性的暴行を働いたとして、映画俳優が逮捕されたケースが広く報道されています。
こういう案件は、関係者にとっては本当に迷惑なもので、様々な波及効果が懸念されます。
私も、すでに四半世紀ほど昔になりますが「題名のない音楽会」の監督時代、せっかく番組を収録した後でゲストに「都合」が発生して、オンエアに影響が出るという経験、幾度か記憶があります。
芸能界という水商売は様々な「お約束」もあり、かなり理不尽な世界でもあって、私のような性質のものにはちょっと耐えられない面もありました。
しかし、今回のようなことは今も昔もあっていいはずのないことです。
そうした裏面に踏み込んでもいいのですが、今回はちょっと別の側面に切り込んでみたいと思います。
報道の文面で
「・・・容疑者が、強制性交の疑いで1日に逮捕・・・」とあるのに、気づかれた方も多いかと思います。
「強制性交」とは、要するにレイプ、強姦のことではないのか?
このあたりについて、ここ数年で起きた変化と、その不徹底と見える点について、以下で考えてみたいと思います。