◆特別公開中◆
本記事は、期間限定で特別公開しておりますので、最終ページまでお読みいただけます。続けてお読みください。(すべての記事をお読みいただける「JBpressプレミアム会員」のご登録もぜひお願いいたします。)

 

 また同文書4ページ目には2016年大統領選挙中、ロシア側とトランプ陣営との間で複数のやりとりがあったとの記述がある。

 ここでもコーエン被告は当初、ロシア側との関与を否定した。選挙中、ロシアとの関係が表面化するとトランプ側に不利になる恐れがあったからだ。

 コーエン被告は逮捕後、モラー氏と司法取引をして議会での偽証を認めた。そして捜査に協力してトランプ側とロシア側とのやりとりを詳細に明かした。

選対本部長の刑期はもっと長く

 今回の禁錮3年という量刑は司法取引に応じた後での刑期で、取引がなければ長期間の禁固もあり得た。

 選挙対策本部委員長だったポール・マナフォート被告の判決はこれからだが、刑期はコーエン被告よりも長期に及ぶとみられる。

 またトランプの外交アドバイザーだったジョージ・パパドプロス被告も起訴された1人だ。

 コーエン被告同様、司法取引に応じて減刑され、2週間の禁固刑を受けただけですでに出所している。

 トランプはいまでも選挙中にロシア側との接触はなかったと述べているが、同被告の証言によれば、「モスクワプロジェクト」を推進することで、トランプ側に多額の利益がもたらされる予定であったという。