「実はそこが一番の価値だと思っている。職種や業界、ライフステージの違いを超えて、利害追及でなく自分が本気でやりたいことを追求する。350名も集まると思わなかったし、月1回の定例会も90名ぐらい集まって入りきらない。みんなが本気になれる場所を欲しがっているのを感じます」(大谷さん)
ルールは「来る者拒まず、去る者追わず、出戻り歓迎」。大谷さん自身も、お子さんが生まれる直前に定例会に行こうとして、「ありえない」とメンバーに怒られたそう。
「生活の中で一番考えないといけない課題を大事にする。長屋みたいに子育てのことを相談し合えるのも、サードプレイスの価値だと思っています」(大谷さん)
こんな場所、私も欲しい! 取材していて、そう感じた。まずは、無事に「きぼう」に衛星が届くこと、そして「きぼう」から宇宙空間放出後に、無事に衛星からの信号を受信できるかに注目。「サラリーマンたちの本気」に期待したい。