米民主党、副大統領候補にアップルCEO検討 流出メールで判明

米アップルのティム・クックCEO(2016年9月7日撮影)〔AFPBB News

 米IDCがこのほどまとめたリポートによると、今年7~9月期に世界で出荷されたタブレット端末の台数(速報値)は4300万台となり、1年前の実績から14.7%減少した。

 IDCは四半期ごとにタブレット市場の速報値を出しているが、これで8四半期連続で出荷台数の前年割れを報告した。

iPadは前年割れ続くも減少幅縮小

 首位の米アップルが引き続き出荷台数を減らしたほか、2位の韓国サムスン電子は大幅に減少しており、こうした業界リーダーの不振が市場全体の低迷につながっているようだ。

 これに先立ちアップルが公表した、今年7~9月期における「iPad」シリーズの販売台数は926万7000万台で、1年前から6%減少した。

 iPadは2010年4月に初代モデルが市場投入されたあと、2013年10~12月まで一貫して台数を伸ばしていたが、これをピークにその後減少に転じ、以降、11四半期連続で前年割れが続いている。

 ただ、iPadの減少率は今年4~6月期から1桁台にとどまっており、ここ最近は若干の改善が見られる。

 今回のIDCのリポートを見ても、アップルの出荷台数は前年同期比6.2%減の930万台となったものの、市場シェアは19.6%から21.5%に拡大した。

 IDCによると、アップルは上位モデルの「iPad Pro」の販売に力を入れているが、同社出荷台数の3分の2以上は「iPad Air」と「iPad mini」が占めた。一方、高価格帯のiPad Proが寄与し、アップルの売上高は横ばいになった。