筆者がもしペットを飼うとしたら猫を飼いたいと思っている。あの誰にも媚びることのない堂々とした姿、しなやかな体、かわいらしい仕草が大好きだ。
しかし、猫アレルギーがあり夢はかなえられそうにない。だからたまにアパートの庭に出没するノラ猫を見つけると餌を与えたりするのが楽しみである。
だが、先日韓国で起きた恐ろしい事件によって、ノラ猫に餌づけすることが命がけになることを知った。それは、猫好きにとってはとてもショッキングな事件だった。
10月8日、ソウルの郊外にある某アパートの花壇で出産したばかりのノラ猫親子に猫の家を作ってあげようとしていた男女がいた。猫好きの彼らに思わぬ災難が降りかかってしまったのだ。
頭上にコンクリートブロック落下
50代と20代の男女2人は猫を愛する「キャットマム」仲間。
その人たちの頭上に突如コンクリートのブロックが落ちてきた。先に50代の女性の頭に当たり、跳ねたブロックが20代の男性に当たった。2人は救急車で病院に運ばれたが、50代の女性は死亡、20代の男性も重症を負った。
これまで彼らは団地のノラ猫たちに餌づけをしていて、団地の人たちから苦情はなかったという。先週の金曜日(10月16日)までは目撃者情報も監視カメラに犯行現場も写っていなかった。
そのため、アパートの住民全員が捜査対象となっており、捜査は迷宮入りかと思われた。