日本では五輪エンブレムデザインの盗作疑惑があったが、最近韓国ではある女優がデザインした衣装に盗作疑惑が浮上している。
ことの発端は、韓国のユン・チュノ(男)というデザイナーによるSNS上でのつぶやきだった。
「中国のバイヤーから、ファッション番組に自分がデザインした服が出ていたという電話をもらった。最初は協賛した衣装に関してだと思っていたら、他の女性が作った服だと言われた」
中国のテレビ番組で優勝
その女性はユン・ウネという韓国人の女優。ファッションデザインを競う中国のテレビ番組に出演し、その際に着ていた服が優勝したというのだが、そのデザインがユン・チュノのブランドである「アルケ」の服とそっくりだった。
ユン・チュノは彼女が着ていた服と自分のデザインを比較しながら、次のようにつぶやいている。
「少しディテールが違うと言われるかもしれないし、(反応が)大げさだと言われるかもしれないが、不快だ。自分とスタッフ、洋服を仕立てた先生たち、自分の服を知っている人たちがそう感じるならそうなんじゃないか。アルケは中国でも売られているのに、残念でならない」
さらに、つぶやきは続く。
「彼女のスタイリストが数日前にも私の衣装を持っていったし、彼女もよく私のブランドの服を着ていたんだ」
このつぶやきでにわかに渦中の人となった女優のユン・ウネは、韓流ドラマ「コーヒープリンス1号店」でボーイッシュな魅力を醸し出して人気を博している。17歳の時にアイドルグループの一員としてデビューし、解散後女優に転身して成功した女性である。