今週は中国に関する記事がトップだった。「日中関係はこんな状況なのに、なぜ日本に来る中国人旅行者が増えているのか?」は本誌の鶴岡弘之が日本政府観光局の鈴木克明さんにインタビューしたものをもとにした記事。
中国と韓国、相変わらず高い関心
国民に反日精神を植え付けることに躍起になってきた中国政府だが、国民はそう簡単に騙されない、という日本にとっては有難いお話である。
政府がメディアを駆使して日本の悪いイメージを喧伝しようとしても、日本に来てみれば全く違うことが分かる。
先日、夜遅く成田空港に到着したら、中国から来たという若い女性が吉祥寺へ行くのにもうバスがなくなって困っているという。
半分泣きそうになりながら聞いてきたので、JRを使って東京で乗り換える方法を自分なりに丁寧に説明してあげた。
こちらも帰宅を急いでいたのでそれ以上の親切はできなかったが、反日を徹底的に教育されている中国人だからといって特別扱いはできない。日本人の多くがそうだと思う。
お隣の国、中国や韓国に関する記事は関心が高いようで、2位は韓国についての「韓国人は侵略戦争の被害者ではなく共犯者だった」。
また3位(韓流スターの凋落、モラル欠如で激しいバッシング」)と11位(「韓国で起きた『ピケティ・ブーム』」)にもランクインしている。
中国に関するものはさらに多く、4位の「“強欲”が顔に出ている中国共産党の幹部たち 」など20位以内に5本が中国に関するものだった。
これ以外だと、欧州に関するものも比較的よく読まれた。とりわけスウェーデンには興味があるらしく「スウェーデン総選挙と岐路に立つ欧州政治」が17位に入っている。
スコットランドの独立を問う投票についても7位(世紀の住民投票から一夜明けた英国は・・・」とよく読まれている。
今週の話題としてはiPhone 6の発売があった。18位の「『iPhone 6』の転売騒動、まもなく終息か」は面白い記事だった。