出国審査が終わると、すぐに「ビートル号」への乗船が始まった。席は全部指定されている。1階の前方にはグリーン車のシートがあるが、現在は使われていないらしい。さすがに土曜日のお昼に釜山に向う船とあって、空席が目立つ。3列シートを1人で独占できた。

釜山行きの船でお土産を買わずに、良かった~

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 シートベルトを締めると船はゆっくり動き出した。比田勝港の水面は鏡のようで、ほとんど揺れを感じない。そのうちに船は速度を上げ、水中翼による滑空に入る。飛行機よりも乗り心地が良い。

 船が港を出て対馬海峡を渡り始めると車内販売が回ってきた。国際線なので免税だ。缶ビールは150円。

 私が社内のヘビースモーカーのためにいつもお土産にしているマルボロは1カートン2800円だった(自分自身はたばこはやらない)。

 成田空港など日本の空港と同じ価格のようだ。恐らく協定価格なのだろう。韓国へ向っているので、この時点ではお土産は買わないでおく。

 一方、比田勝港で会った大阪から来たと言う愛煙家のおじさんはタバコを購入していた。飛行機の機内販売のようにキャビンクルーが笑顔で丁寧に席まで運んでくれている。

 自分も買えばよかったかなぁと思ったが、荷物を増やしたくないのでやっぱり帰りの便で買おうと決める。このときは、この判断が極めて正しかったとは思いもよらなかった。

 釜山からの帰国便はJR九州のビートル号とコードシェアを行っている韓国・未来高速の「コビー号」だったのだが、同じマルボロが1万9000ウォンだと言う。日本円に換算して1800円ほど。

 じぇじぇじぇ。である。日本のビートル号と違って免税品は船後部の免税店へ行って買わなければならない。しかしそれだけのサービスを省いただけで、全く同じ商品が1000円も安くなるのか。