来年のソチ冬季オリンピックを控え、日韓ともにフィギアスケートに関心が高まっているようだ。特に12月6~7日の試合は、バンクーバーオリンピックで1、2位を争ったキム・ヨナと浅田真央が同じ大会ではないけれど、同日試合に参加するということでより関心が高まっていた。

 だが、実際韓国人は浅田真央とキム・ヨナをライバルだと思っているわけではなく、キム・ヨナの方が一枚上手だと思っている。

キム・ヨナの衣装が試合前にネット流出

今回のショートプログラム用の衣装

 キム・ヨナはクロアチアで開かれた「ゴールデンスピン杯」女子シングルプログラムに参加し、ショートとフリー合わせて204.49で圧勝した。

 しかし、『Send in the Clowns』の調べに乗って試合を終えたキム・ヨナを見た視聴者たちは、試合の内容より衣装に関して喧々諤々の議論となった。

 発端になったのは、キム・ヨナが試合に出る前にショートプログラムの衣装を着て出てきたときに誰かが撮った写真である。

 その写真がSNSに掲示され、一気にキム・ヨナの今回のショートプログラム用の衣装に関する議論がネット上で始まった。

 「やぼったい」、「黄色なんて子供じゃあるまいし、似合わない」、「ひよこみたいだ」、「衣装がたくあん漬けの色のようだ」、「オリンピックに黄色はタブーだ」「あんなひどい衣装を着せてキム・ヨナ選手を貶めるつもりか」とか・・・。

 議論はそのまま衣装をデザインしたアン・ギュミ氏のブログに飛び火し、ホームページは抗議の書き込みで炎上した。