鹿子木の代表作《ノルマンディーの浜》
鹿子木孟郎《ノルマンディーの浜》1907年(明治40)泉屋博古館東京
2年間の留学を終え、1904年に帰国した鹿子木は、2年後の1906年に再びフランスへ。その滞在期間中に大作《ノルマンディーの浜》を制作している。舞台はフランス北部の漁村イポール。鹿子木は漁師の家に3か月滞在し、本作を完成させた。
漁船のかげで網を繕う漁師とその様子を見守る妻。傍らには2人の子供が佇んでいる。静かな浜辺の穏やかな漁師一家の営み。本作は1908年のフランス芸術家協会サロンに出品され、入選を果たした。
決して裕福ではなく、時代のメインストリームとは距離を置きながらも、西洋美術の最高権威に認められた日本人画家、鹿子木孟郎。作品には鑑賞者をうならせる「力」が宿っている。
特別展「生誕151年からの鹿子木孟郎―不倒の油画道」
会期:開催中~2026年4月5日(日)前期:〜2月23日(月・祝) 後期:2月25日(水)〜4月5日(日)
会場:泉屋博古館東京
開館時間:11:00~18:00(金は〜19:00) ※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日、2月24日(火)※2月23日(月・祝)は開館
お問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)
https://sen-oku.or.jp/tokyo/



