コスピ5000に言及していた李在明大統領
歴代の大統領の中でも株式市場に最も関心が高いと言われている李在明(イ・ジェミョン=1964年生)大統領も、この株高を喜んでいるはずだ。
2025年6月、大統領就任直後の国会施政演説で「株価」どころか「コスピ5000」に言及していた。
「資本市場の透明性、公正性を回復できればコスピ5000時代を開くことができる」と述べ、さらに「AIや半導体など未来産業に大きな投資をする」と約束した。
公約と政策のせいで株価がぐんぐん上昇したとは言えないが、タイミングは当たっていた。
李在明大統領は、就任直前にコスピ連動ETF(上場投資信託)などに4000万ウォンを投資、さらに毎月100万ウォンずつ積み立て投資すると明らかにしていた。
あの時のコスピは2000ポイント台だったはずで、かなりのプラスになっているはずだ。
大統領の儲けはともかく、サムスン電子とSKハイニックスの2社が株高を牽引している。
韓国証券市場の特徴の一つは、この2社の存在感が圧倒的なことだ。全上場会社の中でも、時価総額の1位と2位を占めるだけではない。全上場会社の時価総額合計の4割近くをこの2社が占めているのだ。
そんな2社の株価が1年間で3倍や4倍になったことで、コスピも急上昇した。株価が急騰したのはそれだけ2社の業績が良かったからだ。
サムスン電子が最近発表した2025年10月~12月期の連結営業利益は20兆ウォン。1年前が6兆4900億ウォンだったから3倍以上になった。
2025年の年間営業利益も43兆5300億ウォンで、2024年(32兆7300億ウォン)に比べて10兆ウォン以上増えた。2024年の年間営業利益(6兆5700億ウォン)の6倍以上だ。
近く2025年決算を発表するSKハイニックスもすごい。
アナリストの事前予測では年間営業利益が44兆ウォンに達し、わずかながら創業以来初めてサムスン電子を上回る可能性が出ているのだ。
SKハイニックスの場合、年間利益額が1年前と比べて20兆ウォン以上増える可能性が大きい。