「脅威」ではなく「いやがらせ」
中国やロシアの爆撃機等のパイロットは、日本の領土内、特に南西諸島には防空兵器が配備されていて、捜索レーダーにも映っていることは知っているはずだ。
戦時であれば、これらから撃墜される危険性が高いが、平時ではミサイルは飛んでこない。
戦争を放棄している日本、平和を標榜している日本が、中国とロシアよりも先に、ミサイルを発射することは「ない」と確信している。
だから、特にロシアのパイロットは、ウクライナ戦争では防空兵器を恐れて近づけないのに、日本の近くでは防空兵器があってもその上空を悠々と飛行しているのだ。
すなわち、爆撃機の大きな機体を見せつけたいだけなのである。つまり「脅威」でも何でもなく、「いやがらせ」とみるべきだ。
ご苦労なことである。
中国の上層部はおそらく、国内向けに「中国軍は偉大で東京の間近まで爆撃機を飛行させることができる」と喧伝したいのではなかろうか。
日本としては、ウクライナ戦争でのロシア軍の実態を踏まえ、冷静に中国やロシアの行動を判断すべきだと考える。



