SNSだって、おなじ人間がやっているのである。政治関係の情報をSNSで得ているのは40代の男が多いといわれるが、SNSに群がる人間が冷静で高潔、などということはありえないのだ(むしろ、その逆が大半)。
SNSといっても、わたしが知っているのはYouTubeだけである。スマホをもっていないから、TikTokもXもフェイスブックもインスタグラムも知らない。
いまやYouTubeは営利最優先である。とくにグーグルがYouTubeを支配(買収)してからは、営利臭がやたら高まった。
企業広告の入れ方がえげつないのである。これを消して欲しければ金を払え、というのだ。

所ジョージがいってたが、勝手に自分のチャンネルに広告を入れられるのがいやで、YouTubeをやめたということだ。
ではじめたころの、牧歌的なYouTubeが懐かしい。5分以上の長尺ものはできなかったが。
むろん、営利目的が悪いのではない。
そのために、目立つことならどんなことでもする金儲け野郎が増殖しているのが目障りなのだ。
見出しがインチキ、内容もインチキ
YouTubeはなにからなにまであるから、まさに玉石混交である。
テレビが視聴率だけを気にするのとおなじで、YouTubeもチャンネル登録数、再生回数、いいねの高評価を欲しがる。
当然、これらの数字が収益につながるからだが、テレビの視聴率とおなじで、仕事の成果を測定するものがこれしかないので、それに依拠せざるをえない。
だが、それらが行きすぎると、コンテンツの目に余る粉飾が増えてくるのだ。
まず見出しがインチキなのが多い。誇大誇張がひどい。