失敗や挫折は飛躍への踏み台となるときがある(Engin AkyurtによるPixabayからの画像)
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 大企業に勤務しながら副業を成功させるというのは、多くのビジネスパーソンにとって憧れでありながら、なかなか実現が難しい課題でもあります。

 会社の看板に頼らず、自身のスキルや情熱を純粋に社会に還元して成功するためには、一体どのような心構えや工夫が必要なのでしょうか。

 今回は、日本を代表するICT企業でエバンジェリストとして最前線で活動しながら、見事に副業を成功させている、ビジョン・コネクト(Vision Connect)合同会社の野口圭氏と石川和也氏へのインタビューを通じてその秘訣を探ります。

 同社は「アカデミアとビジネスをつなぎ、人の心を動かす教育を提供していく」ことを目的に、エンターテインメント性の高い教育プログラム開発や、講演・講義を通じたキャリア教育・コーチング等をメイン事業としています。

野口圭氏(筆者撮影、以下同じ)

●野口圭氏:Vision Connect 合同会社CEO(共同代表)/ 日系大手IT企業シニアエバンジェリスト
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「コミュニケーションの質が人生の質を決める」をモットーに、様々なテーマで講演・研修を実施し全国を飛び回る。受講者は延べ1万人を超える。

 国内最大手のIT企業に入社後、システムエンジニアや営業を経て、現在はブランディング、マーケティングに従事。

 デジタルを活用した顧客共創プログラム開発やエバンジェリスト育成アカデミア創設など多くのコミュニケーション変革を実現、会社公認のイノベーターに認定されたコミュニケーションのプロ。

石川和也氏

●石川和也氏:Vision Connect 合同会社CEO(共同代表)/ 日系大手IT企業エバンジェリスト。

 国内最大手のIT企業で、社内外のブランディングやエンゲージメント向上施策の最前線に立ち、ファンを創り続けるコミュニティーアクセラレーター。

 入社後営業を経てマーケティング部門へ異動。社内外のイベントへの登壇・講演回数は3年で300回を超え、本音とユーモアあふれるモデレーションやプレゼンテーションを実施。

 人の心に響く場づくりとは何かを常に追求。また、挫折経験をもとに個の才能を伸ばす取り組みに深い関心をもつ。モットーは「個人の才能を見極め、志を添える」。

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