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開幕2軍スタートとなり、金本監督から1軍昇格条件として、体脂肪を落としながら体重5キロ増のノルマを課されました。2軍のトレーナー陣が「Bigger マウンテンプロジェクト」と名づけたプロジェクトがスタート。ときには食堂に1時間半もこもって無理やり胃袋に詰め込んでいました。ただの増量でなく、筋肉だけで5キロ以上増やすのですから大変です。
6月中旬に1軍昇格が決まったときに、「何が一番きつかった?」と聞くと、「食べることです」と。食べ盛りの若者が、あれだけ過酷なウエイトトレーニングより「つらい」と言うのですから想像を絶します。でも、そのおかげで1年目後半からは主力打者として活躍できたのです。
【POINT】
- 野球選手はプレースタイルに合った体づくりを重視し、ウエイトトレーニングと食事管理を通じて、シーズンを乗り切る体力を養うことが重要
- 専門家の指導を受けつつ、自分の特徴を活かしたトレーニングを行うべき
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