見学を意識した設備も充実
円筒分水訪問の楽しみは、近くで水の飛沫を感じたり、それぞれの水路に流れ出る水を眺めたりすることだ。ただ、円筒分水は農業用設備なので、多くは見学しやすいような整備がされていない。
そのなかで、東山円筒分水は、一般の見学者が楽しめるような設備が整っているのが大きな魅力だ。すぐ近くの道路沿いに小さいながら駐車場や駐輪場があるほか、水路には安全を考慮した柵がめぐらされている。
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円筒分水のすぐ横には、土を盛った芝生の休憩所がある。ベンチが置かれている丸いアスファルトの円は東山円筒分水の直径と同じ約9m。中央部の緑に塗られた小円は、円筒分水の水が吹き出す円筒と大きさで、円筒分水のリアルな大きさを体感できる。
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一番うれしいのは、東山円筒分水の全体像を高いところから一望できる台があることだ(次画像の赤矢印)。
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