2月16日、東京株式市場は史上最高値を更新した(写真:共同通信社)

東京市場が史上最高値!中国市場から日本に資金が流入

「22日の東京株式市場、日経平均株価は大きく値上がりして、バブル期の1989年12月29日につけた取り引き時間中の史上最高値を更新し、3万9000円台をつけました!」

 2月22日昼、NHKのニュースを見ていたら、男性アナウンサーがやや興奮気味に報じていた。

 思えば35年前の1989年春、大学を出てニュース雑誌の編集部に入った私は、「絶頂のバブル経済」の記事を書き続けていた。その年の締めは、3万8915円をつけて終えた東証の「大納会」(12月29日の年間最終日)の取材だった。

 その時、取材した人々は、翌1990年は「日経平均株価が4万円、5万円を超えるに違いない」と予測していた。中には、「7万円まで行く」とウハウハと豪語していた社長さんもいた。

 だが現実は、この日を頂点として、日経平均株価は雪崩を打って下っていった。以後、再びここまで来るのに、35年もかかってしまった。