この三毛さんは、見る角度によって印象がガラリと変わる不思議な模様をしていました。

 模様だけでなく、表情も違って見えます。

 しばらくなでたりほめたりした後で、「じゃあ、おばちゃんはもう帰るね」と言ってその場を離れようとすると、「いやだ」という顔で通せんぼしました。この猫の表情が忘れられません。

 以前にはドデカネス諸島のコス島とカリムノス島の猫もご紹介しています。
ギリシャで優雅に行き倒れている愛らしい猫たち
おばあさんの飼い猫がくれた感動の「猫の恩返し」

※シミ島への行き方
 ドデカネス諸島最大の島、ロドス島(ロードス島)には国際空港があります。東京(羽田または成田空港)からは、ヘルシンキ(フィンランド)、フランクフルト、ミュンヘン(ドイツ)、ウィーン(オーストリア)などを経由して、1回の乗り換えで行けます。

 シミ島へは、ロドス島から高速フェリー(ドデカニソス・シーウェイズ)で約55分です。