こんにちは、世界を旅する犬猫写真家、新美敬子です。今回は、前回のワルシャワに続き、今回もポーランドで出会った猫たちを紹介します。

ピアノの鍵盤を思わせる白壁と黒猫、さすがショパンの生誕地ワルシャワ

 ポーランド南部にある都市クラクフは、チェコとの国境に近く、中心街は中世に栄えた名残が今も残っています。

 大きくて派手な毛並みのメインクーンに会いました。「あなたはメインクーンでしょ?」と言うと、メインクーンという言葉を聞き慣れているようで、「そうだよ」とこちらをじっと見てくれました。

 団地の中庭にいた猫が見つめる先には、猫のいる窓がありました。

 その猫は2羽の鳩を見ていて、鳩が羽ばたくたびに体を乗り出して落ちそうになります。その家の人は「落ちはしないから大丈夫。猫だから」と言うのですが、その少しも心配していない様子に、ますます心配になりました。