再び上りになってすぐ、木がなくなって草が生い茂る場所に出た。「ここを進んでいいんだよね?」
そして一歩踏み出せば。
おお、見えた。
もっと近づこうとしたところ、思わぬ伏兵がいた。丸っこくてちょっと大きめのハチっぽいヤツ(クマバチ?)が、灯台の手前を飛び回っている。
一瞬姿を消すが、また同じ場所に戻ってホバリング、これを何度も繰り返す。明らかにこっちを認識し、警戒している。
いなくなるのを5分ぐらい待ったが変化なし。10分、20分と待ってはいられないが、ここまで来て引き返すのはもっとできない。“守衛”が姿を消した瞬間を狙って、えいっと灯台に近づく。
ビクつきながら急いで撮ったから、あとで見たら上部が欠けちゃっていたよ。外付けのはしごで、光源のある上部に上るタイプの灯台だ。