メインストリートを背に住宅地へと入っていくと、白い毛並みの猫と出会いました。キジ猫ばかりではなかったんですね。
季節は秋。ゆく夏を惜しむように大きなひまわりが咲いていました。冬に種を食べるのだとガイドさんが教えてくれました。
メインストリートを離れて山の方へ向かうと、原っぱに無数の柱が立っていました。これはダルシンと呼ばれ、故人の供養のために立てるもので、108本が1セットです。経文の書かれた白い旗が風にたなびいています。
パロの郊外には、畑や田んぼが広がっています。ブータンの農業の発展に貢献した日本人の西岡京治氏は、国王から「ダショー」勲章を授与されています。「稲作ができるようになったのは、ダショー・ニシオカのおかげ」という話を聞きました。