こちらは、ジュエリー・ショップです。なぜかバナナも売っています。
ブータンの言葉で、猫はジリ(Jilli)です。さっそく覚えた言葉で、「ジリ」と呼びかけると、猫は、「そうだけど、何か?」と、反応してくれました。通りすがりの男性が「そうだよ、ジリだよ」と、ひと言笑顔で言って去っていきました。
ここまで出会った猫は、キジ猫というかアビシニアン柄というか、木造住宅の色に馴染み、溶け込んでいるような毛並みの猫ばかりです。この柄は、ブータンの猫の特徴なのかと思いました。
初めてブータンに行ったのは2006年。秋のブータンも見てみたくなり、同じ年の秋にも行きました。
ブータンを訪れた2006年は、前国王の譲位の意向を受け、王子(現国王)が即位する準備をしていた時期でした(即位は2006年12月14日)。アメリカとイギリスの大学で学んだ若い国王に期待していると市民は口々に話していました。