(羽田 真代:在韓ビジネスライター)
韓国「光復会」の金元雄(キム・ウォンウン)会長に横領疑惑が浮上し、警察が捜査に乗り出した。相次ぐ左派系著名人の不正発覚を受け、「反日を叫ぶ人間たちは何でこんなに不正だらけなんだ?」と自国民から不満の声が上がっている。
まず、「光復会」について少しご説明したいと思う。
この団体は、韓国の独立有功者(朝鮮独立運動に関わった運動家)及びその遺族や子孫たちが結成した左派系の団体だ。「親日派708人名簿」を作成するなど、親日派の罵倒に関わる団体として日本でも知られている。
「光復会」は大規模な国家の補助金や民間からの寄付金などの事業費(各種事業で数億から数十億ウォンの事業費投入)で運営されており、この団体をまとめる現在の会長が疑惑の渦中にある金元雄会長だ。