港から離れて、旧市街の商店街へと向かうと、開店前の商店の入口に猫が集まっていました。きっとこの店の人が、ごはんをくれるのでしょう。

 そろそろ、商店街が目覚める時間ですが、まだ開店の準備さえしていない店もあります。「開店の時間でしょ、ごはんの時間でしょ」と、待ちきれない猫があくびをしながら鳴いていました。

 朝の日差しを浴びながら、人々が集まり商店街が活気づくのをおとなしく待っている猫もいます。