(ファンドビルダー:韓国コラムニスト)
韓国は、地球上で唯一と言える反日共和国である。反日が日常化しているうえ、愛国行為としても認定されている。「慰安婦、徴用工、独島(竹島)問題などが存在するために韓国が反日になる」という考えは大きな錯覚だ。韓国は、「反日」そのものを目的とする国家である。
慰安婦、徴用工、独島(竹島)問題などは、「反日」のための手段にしか過ぎない。いつの日か慰安婦と徴用工問題が解決したとしても、韓国は次の手として、関東大震災朝鮮人虐殺事件、朝鮮人被爆者、サハリン残留韓国人、閔妃暗殺事件など新しい問題を浮上させ、どうにかしてでも反日を続けるだろう。
韓国は20世紀に日本と戦争をしたことがない。日韓併合に関しても、当時の朝鮮の総人口の99.9%以上が順応していた。今日の韓国は朝鮮人が独立運動を積極的に展開したように宣伝しているが、これは誇張であり歪曲である。独立運動家の比率は、当時の朝鮮の総人口の0.1%にも満たなかった。
2021年8月15日現在、独立運動に貢献したという韓国の独立有功者数は1万6932人だ(1895年の日清戦争終了時点から1945年8月14日までの期間中活動した人)。この中から外国人72人を除外すれば、1万6860人となる。韓国は2005年に「独立有功者発掘団」という専門組織を創設し、独立有功者を毎年数百人ずつ血まなこになって「発掘」しているが、その中には、反日独立運動である「三・一独立運動」、学生運動、文化運動、啓蒙活動の参加者などがすべて含まれている。
韓半島の人口は1910年代に1300万人程度だったが、1945年にはほぼ倍増し、2500万人ほどになった。このことから、日韓併合時代(1910~1945)の当時の平均人口を約2000万人と見積もるのは無難であろう。
となると、当時の国内および海外で独立運動に勤しんだ朝鮮人1万6860人というのは、総人口の0.084%でしかない。当時の朝鮮人全体の99.916%は、独立運動とは何の関係もなく生きていたということだ。
両班などの支配層から虐げられていた大多数の朝鮮人は、日韓併合のおかげで、初めて人間らしく生きていけるようになった。
独立運動を先導したのは、日韓併合によって特権を受けられなくなった両班階層と社会主義信奉者であり、日韓併合で損害を受けたのは少数の両班階層と、500年間、権力を維持して来た李王家だ。だが李王家は、日韓併合以後も特別待遇を受け、気楽に過ごした。