この若い猫もコロッセオで暮らしています。おもちゃ(虫?木の実?)を見つけて遊んでいます。

 コロッセオでは、猫たちの世話をするボランティアのチームが組まれ、交代で面倒を見ています。ごはんを与え、トイレ掃除とともに健康チェックもします。

 都合が悪くなったときはグループのSNSで別の人に当番のお願いをします。世話をする人間にとっても猫たちにとってもいい時代になったと、「ガッターラ」が話してくれました。

「ガッターラ」は、イタリア語で猫を意味する「ガット(gatto)」から派生してできた言葉で、猫の世話をする人の愛称です。日本語なら「猫おばさん」といったところでしょうか。男性は「ガッターロ」です。

 猫の保護活動をしている場所をもう1カ所訪ねました。看板には、イタリア語、フランス語、ドイツ語、英語、スペイン語、さらに日本語でこのように書かれていました。「ボランティアが毎日猫たちの世話をしています。食べ物、病気治療、避妊・去勢手術などにたくさんのお金が必要です」。それに続いて、寄付と里親を募る内容でした。

 柄も体格もよく似ていたので兄弟かと思いましたが、喧嘩をはじめたので違うのかもしれません。割って入って仲よくするように言いました。

 ボランティアさんの世話がいきとどいているのでしょう。ここで暮らす猫たちもとてもきれいです。クリクリとした目の少し毛の長いトラ猫は、カメラを向けると緊張した様子でした。

 毛の長いトラに「きれいな猫だねー」と話しかけていると、「あら、わたしのことかしら?」と、シッポをあげてアピールしながら、三毛猫がさりげなく近づいてきました。