ということで、ファンは必死に勉強するのである。勉強することで、昔のDVDやCDが売れる。書籍が売れる。

 ファンも盛り上がる。

 そして、兵役が明けてライブツアーである。

 多少、踊らされている気はするが、兵役の期間の空白をあっという間に埋めたうえに、関連商品への波及効果、ライブの動員効果などが得られたはずである。

 今なら、一斉テストをネットライブ中に行い、TBSのオールスター感謝祭のごとく、ZOOMで正解者がどんどん絞られて、最後一人になったら、アーティストと乾杯など、いろいろできちゃったりする。

 リアルのライブではできなくても、ネットライブだとできることが多数あるのである。

 ところで、1986年当時、「天才秋元塾 キミもなれるぞ! おニャン子成金」という本があった。

 本といっても、学校で配るプリントの更紙のような紙に、片方におニャン子の写真、片方に原稿用紙のマス目が書いているだけである。

 当時の価格は500円。確か、「おニャン子の写真を見て、君も作詞をしよう!」というものだったと記憶している。

 優秀な作品は、次のおニャン子ソングに一行入れてくれるというのである。