線路沿いには天燈を商う店が軒を連ねていますが、手作りの土産物屋や、食べ物の屋台も出ています。
訳すと「ひとくち猫の手焼き」という感じでしょうか、思わず心が踊る食べ物に遭遇しました。
こちらの女性が、飼い猫を見ていて思いつき、焼き型を作ったのだそうです。
一口ではちょっと食べられない大きさでした。カステラのような懐かしい味がしました。
店頭にいる猫の名前は、焼声(サオシャ)。「焼声」とは、喉を酷使した後の状態のことで、喉がガラガラ、しわがれ声という意味の台湾特有の言葉だそうです。残念ながら焼声の鳴き声は聞けませんでした。焼声はいつもこの場所から、お客さんを呼び込んでいます。