いよいよホンダが電気自動車に参入

 ホンダは、東京モーターショー2017でEVコンセプトカーを展示していたが、今回はいよいよ量産型EV「Honda e」を日本で初出展した。新開発のEV専用プラットフォームを採用し、後輪駆動を採用した。蓄電池は、35.5kWhリチウムイオン電池を搭載し、航続可能距離は約218kmとなる。ドアミラーの役割を持つ「サイドカメラミラーシステム」を搭載している。「Honda e」は2020年に日本発売を予定しており、価格は250万円~381万円程度と予想されている。

 ホンダは、欧州の環境規制クリアのために電動化車両の比率を上げる目標を掲げ、EVの開発にも力を入れている。航続可能距離の約218kmが顧客にどのように受け入れられるかが鍵と考えられる。

【写真8】:ホンダの量産型EV「Honda e」(東京モーターショー2019で筆者撮影)

マツダ、初の量産型電気自動車を世界初公開

 マツダは、これまでの講演会等で、環境問題は内燃機関の燃料改善により対応できるという姿勢を貫いてきた。そして、マツダは、変心したのか(?)、または当初からの戦略か、東京モーターショー2019で初の量型EV「MX-30」を世界初公開したのだ。プラットフォームは、マツダ3、CX-30とほぼ共通しているが、床下に配置するバッテリー・パックのフレームを強度部材としているのが特長である。バッテリー容量は、35.5kWhであり、航続距離は200kmとされている。

 MX30は、欧州の企業別平均CO2排出量への対応のためである。欧州市場での先行受注を10月23日から開始しており、2020年秋頃から納車予定である。ヨーロッパでの価格は3万3990ユーロ(約410万円)なお、日本での発売計画は未定。

【写真9】:マツダの量産型EV「MX-30」(出典:東京モーターショー2019で筆者撮影)