「この壁画を撤去することは、学校で学ぶ生徒たちが多様な考え方や見解に接するアクセスを一方的に査定し、許可不許可を決める公共の圧力に屈する危険な前例を作りかねない」

 さてローカルな市議会などでは議会構成や選挙時の集票活動で慰安婦像設置に成功してきたコリアンの米国での「歴史戦争」。

 「教育の自由」を盾に米本流の最強団体を向こうに回してどう戦うか。興味津々だ。

名門ペンシルベニア大学でも起こした
「旭日旗」騒動でコリアンは「惨敗」

 もっともコリアンの「旭日旗」いちゃもん騒動はこれが初めてではない。

 2014年5月、フィアディルフィアの名門校、ペンシルベニア大学の学生食堂のステンドグラスに「旭日旗」のデザインが施されていると韓国から留学してきた学生たちが騒いだことがある。

 その「旭日旗」とはこれである。

 コリアン学生たちは「あれはナチスのカギ十字と同じ『戦犯旗』だ。世界の最高学府にそれがあるのは許せない」と大学当局に迫った。