マット安川 昨年末にご出演いただいた川崎市議・三宅隆介さんが、マニフェストを守らない市議会に「守ろう」と訴えたところ、民主党会派を追い出されてしまいました。番組では、その経緯と信条をお話しいただいております。

 また、メディアやツイッターなどで大活躍中の政治ジャーナリスト・上杉隆さんにも、このたび立ち上げた自由報道協会や世界基準のメディア体制設立への目標など、興味深いお話をたくさんいただきました。

「マニフェストを守れ」と主張したために除名処分

「マット安川のずばり勝負」ゲスト:上杉隆、三宅隆介/前田せいめい撮影(左)上杉隆氏 (右)三宅隆介氏
(撮影:前田せいめい、以下同)

三宅 私はこのほど、川崎市の民主党の団を除名されました。川崎市議会の定数削減問題について党と対立したためです。

 党籍は残っていますが、現在、川崎市議会の中では無所属となっています。「マニフェストを守れ」と言った人間が、「マニフェストを守らなくてもいい」と言う人たちに追い出されてしまうのが今の民主党です。

 国家観も歴史観も持たないどうしようもない政党を少しはまともにしようと思い、これまで一生懸命頑張ってきたんですけれども、誠に残念です。

 今回の会派除名問題については、新聞各紙が地域版で記事にしてくれました。ただ、新聞社によってきちんと事実を伝えてくれているところと、ニュアンスが違うなと思うところがありました。

 経緯をきちんと説明する記事もありましたが、単に三宅議員が除名された、離団したで終わる記事もあった。紙面の都合もありますが、離団した、だけでは離団した理由が分かりません。本当はすべての新聞を見ることが重要ですよね。

上杉 日本のマスメディアには「記者クラブ」というものがあります。記者クラブにはテレビや新聞など一部の人しか入れません。公平なものではないんですね。

 その記者クラブ型で発信される情報は加工されているわけです。同じ意見ばかりに偏っている。

 テレビなどでやっている政府の記者会見は、世界レベルで言うと記者会見ではなく、「懇談」です。世界では、海外メディアもネットメディアもフリーランスでも、公平に記者会見に入れます。