携帯電話の手あかからライフスタイル明らかに、犯罪捜査に応用も

米西海岸・ベイエリアでiPhoneを操作する人〔AFPBB News

 海外メディアの報道によると、今年(2017年)は大手メーカー各社が、AI(人工知能)を使ったアシスタント機能を目玉にするスマートフォンを軒並み市場投入する可能性があるという。

 各社の音声アシスタントサービスは大幅な機能向上が図られる見通しで、これらのサービスや技術は2017年のモバイル業界で大きな役割を担うことになると、BGRなどの米メディアは報じている。

iPhone 8はSiriの強化版を搭載?

 例えば米アップルは昨年8月にAIやマシンラーニング(機械学習)の技術を手がける、トゥリ(Turi)という米シアトルの新興企業を買収した。

 (参考・関連記事)「アップルがまたもやAIの米新興企業を買収

 このニュースを最初に伝えた、台湾のIT業界紙デジタイムズ(DigiTimes)の記事によると、この買収はアップルの音声アシスタントサービス「Siri」の機能強化とそのシェア拡大を狙ったものだという。

 そして、情報筋はデジタイムズに対し、次世代のiPhoneはSiriの機能強化版と同時に市場投入される可能性があると話している。

 この次世代のiPhoneが、今年発売されると言われている「iPhone 8(通称)」かどうかは分からない。

 だが10周年アニバーサリーモデルとなる今年のiPhoneに関しては、様々な機能強化が施されると噂されており、Siriの大幅改良版が登場してもおかしくないと、前述のBGRの記事は伝えている。

 (参考・関連記事)「アップル、将来版iPhoneで顔認証システム搭載か