「ポケGO」中、撃たれ死亡=20歳学生-米サンフランシスコ

米ロサンゼルスのパーシング広場でスマートフォン向け ゲーム「ポケモンGO」をプレーする人々(2016年7月13日撮影、資料写真)〔AFPBB News

 海外メディアの報道によると、中国のスマートフォンメーカー、シャオミ(小米科技)は米国市場に本格進出するのだという。

「もはや米国を無視できる余裕はない」

 同社は昨年、米国で直販サイトを開設し、フィットネスバンドやイヤホンといったアクセサリー製品の販売を始めたが、主力製品であるスマートフォンはまだ同国で販売していない。

 しかし今後はネット販売やソーシャルメディアマーケティングなど、同社がこれまで中国市場で行ってきた手法を使って、米国でもスマートフォンを販売するという。

 これは、米グーグル出身で、シャオミの世界展開を統括するヒューゴ・バラ氏が、米ブルームバーグ・テレビジョンに出演し、言明したもの。

 同氏はシャオミがいつ米国でスマートフォンを販売するか、計画の詳細については明かさなかったが、「近い将来」とだけ述べたとブルームバーグは伝えている。

 バラ氏は、これまでにも同社の米国市場本格進出について示唆してきたが、いっこうに実現する様子がなかった。

 しかし同氏は今回のインタビューで「金額ベースで世界最大のスマートフォン市場である米国を無視できる余裕などもはやない」と述べている。この発言には、同社のスマートフォン事業が現在置かれている状況が背景があるようだ。

中国市場で首位から4位に転落

 先頃、米国の市場調査会社IDCが公表した今年4~6月期の中国スマートフォン市場に関するリポートによると、シャオミの同四半期の出荷台数は1050万台で、昨年の同じ時期から38.4%減少した。

 同社は1年前に中国スマートフォン市場で首位のメーカーだったが、この4~6月期は4位に後退している。