アップルウオッチ、「グランス・ジャーナリズム」を切り開くか

顧客の手首に着けられたアップルウオッチ〔AFPBB News


 先頃は「iPhone」の将来モデルに関する情報が報じられて話題になったが、今度は「Apple Watch」の第2世代モデルに関する観測が流れている。

今年のモデルは「s」バージョン?

 これらiPhone、Apple Watchの今後のモデルについての情報はいずれも、アップルの新製品やその発売時期を当ててきたことで知られる台湾KGI証券の著名アナリスト、ミン・チー・クオ氏が発信源。

 米アップルインサイダーの記事によると、同氏は、4月11日に顧客向けに出した調査ノートで、「今年発売されるApple Watchの第2世代モデルは、その外観デザインが初代モデルから大きな変更はなく、マイナーチェンジにとどまる見通し」と報告した。

 このApple Watchの次期モデルは、iPhone同様に、前年のモデルと同じ外観デザインを採用しながら、ハードウエア性能を向上させる「s」バージョンのような位置付けになるという。

 クオ氏のこの報告は昨年7月から出ていた観測と一致するとアップルインサイダーは伝えている。

 Apple Watchの第2世代モデルについてはこれまで、デザインは基本的に初代モデルと同じものとなり、一方でバッテリーやディスプレーといった各部品の性能が向上すると伝えられていた。

 これにより例えば、充電1回当たりのバッテリーの持ち時間が長くなったり、屋外におけるディスプレーの視認性が向上したりするという。