ホンダ「インサイト」(現行モデル)のモーターの構造。これも直流ブラシレス(同期型とも言う)で、扇形の永久磁石(もちろんネオジム+ディスプロシウム磁石)を円筒外側面に並べた回転子(IPMローター)が、鉄芯に銅線を巻いたコイルをぐるりと並べた中に挿入され、そのコイルに順番に電流を流して磁力を発生させ、切り替えてゆくことで回転させる。(写真提供:本田技研工業)
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これは実際に回転する部分(回転子)に複数の永久磁石を埋め込み、その周囲に鉄心を銅線で巻いた「電磁コイル」を並べて取り巻く構造。コイルに流す電流を次々に切り替え
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