1月15日、西アフリカ・ブルキナファソの首都ワガドゥの豪華ホテルや料理店などで爆弾テロが発生し、約30人が死亡した。
西アフリカは1960年に独立するまでフランス領だった。そのため、同国に進出している仏企業や、観光で訪問するフランス人は多い。現に犠牲者には、仏企業から出張中の3人(うち1人はポルトガル人)が含まれていた。
この事件について「テロリスト4人のうち女性が2人」と仏メディアが報じたとき、「またか!」というのが多くのフランス人の反応だった(「女性はいなかった」「犯人は3人だった」などと情報は錯綜している)。
特殊班に射殺された女性テロリスト
昨年(2015年)11月13日のパリおよびパリ郊外での同時テロでは、テロリスト10人のうち5人がフランス人だったが、女性1人が含まれており、フランス人に衝撃を与えた。
その女性とは、リーダー格と見られるモロッコ系ベルギー人アブデルアミド・アバウドの従妹であるモロッコ系フランス人、ハスナ・アイトブラシェン(25)だ。