アップルウオッチ、濃色タトゥーで動作障害か

Apple Watchを試着している人。都内で(2015年4月24日撮影)〔AFPBB News

 インドや米国のメディア報道によると、米アップルはこのほどインドで腕時計型端末「Apple Watch」の販売を始めた。同社が米国や日本などの市場で同端末を発売したのは今年の4月だったので、インドではこれらの国から7カ月遅れの発売となった。

「目の玉が飛び出るような価格」

 報道によると、Apple Watchは同社のインド小売りチャネルを通じ、11月6日に同国全土で一斉に発売された。

 アップルのインドサイトを見ても、すでに提携小売り事業者の店舗が検索できるようになっている。米テックタイムズによると、その数は100店舗以上に上るという。

 ただし、地元紙のザ・タイムズ・オブ・インディアは、「Apple Watchは目の玉が飛び出るような価格だ」とも伝えている。

 インドにおける製品ラインアップは日本などと同様、(1)アルミニウムケースの「Apple Watch Sport」、(2)ステンレススチールケースの「Apple Watch」、(3)18Kゴールドケースの「Apple Watch Edition」の3種で、それぞれに38ミリと42ミリのサイズがある。

 このうち最も安い「Sport」の価格は38ミリモデルが3万900インドルピー(約5万7600円)、42ミリモデルが3万4900インドルピー(約6万5000円)。また、最も高い「Edition」は82万インドルピー(約153万円)からとなっている。

 インドは価格に敏感な市場と言われている。そうした中、Apple Watchは高価なEditionモデルに限らず、比較的廉価なモデルであっても同国ではあまりにも高額。このため同国では苦戦を強いられるだろうと、報じられている。