毎年6月には、職場の健康診断があります。ここ数年は、前夜の宴の尾を引いた二日酔いコンディションでしたが、何とか乗り越えて来ました。今年は、宴席の予定がないので、久しぶりに健康体で望めるはずです。が、思わぬ敵が・・・。

 なんと、まだ5月が終わったばかりというのに、オリックス・バッファローズの自力優勝の可能性が消滅しているではありませんか。サブマリン、山田久志元投手の美しいフォームに魅せられ、阪急ブレーブスファンになり三十数年。今シーズンの前評判が高かっただけに、余計にがっかりしています。

 このストレスは、きっと私の身体を蝕んでいることでしょう。もし健康診断の結果に響くようなことがあれば、オリックス球団にはぜひ責任を取ってもらいたいものです。

監督解任を繰り返しても解決しない

『そら、そうよ』(岡田彰布著、宝島SUGOI文庫、648円、税込)

 責任と言えば、森脇浩司監督が成績不振の責任をとって休養しました。森脇監督は今年の3月に『微差は大差 オリックス・バファローズはなぜ変わったのか』(森脇浩司著、ベースボールマガジン社刊)という著作を出したばかりでした。こちらは現場復帰されたら、改めて読み直すことにしましょう。敗軍の将は兵を語らず、という故事もあることですから。

 そこで、代わりに『そら、そうよ』(岡田彰布著、宝島SUGOI文庫)をご紹介したいと思います。