米ヤフーは今週、同社傘下の写真共有サイト「フリッカー(Flickr)」で、利用者が手軽に紙の写真集を作ることができるサービスを始めると発表した。

自動化にこだわった新サービス、自前で展開

写真共有サイト「フリッカー」刷新、容量1TBに

今年5月、写真共有サイト「フリッカー」のリニューアルを発表する米ヤフーのマリッサ・メイヤーCEO〔AFPBB News

 サービス名は「フリッカー・フォトブックス」。利用者がフリッカーにアップロードしている写真を選んで、サービスのボタンを押すと、写真を分析して自動でレイアウトを行う。

 写真のトリミングやサイズ、配置などは自動で行うが、利用者が手動で修正、削除、追加したり、ページを入れ替えたりすることもできできる。

 こうしてレイアウトが完成したら、サイト上で精算を済ますと、あとは5~7日後に印刷された本が自宅に届くという仕組み。

 本の大きさは、A4サイズに近い8.5×11インチ。装丁はハードカバーで、ジャケット(表紙カバー)も付く。ページ数は20ページからで価格は34.95ドル。1ページ50セントの追加料金でページ数を増やすことができ、最大240ページの写真を作ることができる。

 このサービスはまずは米国本土で開始するが、ヤフーは世界にも展開したい考えで、公式ブログでは担当者が「鋭意開発中なので、しばらく待って下さい」と米国外の利用者に向けてコメントしている。

 フリッカーではこれまで米ヒューレット・パッカード(HP)のオンライン写真サービス「スナップフィッシュ(Snapfish)」と提携しており、利用者はこれを通じて写真集や、ポスター、カレンダーなど様々な印刷物を注文できた。

 一方新サービスはフリッカー独自のもので、外部サイトに移動したり、複雑な操作をしたりといった煩わしさがなく、手軽に利用できることを売りにしている。米テッククランチによると、このサービスでは利用者の手間を省くため、自動化にこだわっているという。