マット安川 このたび『ガール・パワー・プロモーション』の代表に就任された池内ひろ美さんを迎え、「日本の女子力で世界を救う!」というコンセプトが見据える、世界の女性問題や活動内容を幅広くお聞きました。

日本のガールズパワーで世界を救う

「マット安川のずばり勝負」ゲスト:池内ひろ美/前田せいめい撮影池内 ひろ美(いけうち・ひろみ)氏
夫婦・家族問題評論家。東京家族ラボ主宰。結婚と離婚、恋愛、親子関係などのコンサルティングを行う。新聞社系文化センター講師を務めるほか、マスコミ出演も多い。『男の復権』『妻の浮気』『結婚の学校』『良妻賢母』など、著書多数。(撮影:前田せいめい、以下同)

池内 今年9月、私は安倍昭恵さん、竹内エリカさんたちとともに、一般社団法人日本女子力推進事業団(ガール・パワー・プロモーション)という団体を立ち上げました。国連が2011年12月に、10月11日を「国際ガールズ・デー」と定めたのを受けて発足したものです。日本の女子力を上げて、世界を救おうという壮大なテーマを持っております。

 その最初のプロジェクトとして、「ムーン・プロジェクト」という取り組みを始めています。ムーンというのは、お月さまですが、発展途上国の女の子たちに生理帯を送る活動です。

 というのは、私は「ルーム・トゥー・リード」という団体で、途上国に学校をつくる活動を8年くらいしてきたんですが、学校をつくっても、女の子たちが途中から登校できなくなるんです。なぜかというと、初潮を迎えると、生理ナプキンがないので不衛生だ、不潔だということ、また恥ずかしいということで登校できなくなる。

 例えば、ミャンマーなどでは生理中の女の子は家畜小屋に入れられてしまいます。汚いからということで。

 それはとても侮辱的なことですし、本来、生理があるということは、赤ちゃんを産むことができる体になるという準備なんですから、素晴らしいことなのに、女の子自身がそれを否定してしまう。そういうことがないようにということで、生理帯を送る活動を始めました。

 送るのは、布で作ったナプキンです。日本の既製品のナプキンを送ると、今度は焼却の問題、ゴミの問題が発生するからです。ナプキンを作る布は、さまざまなフェアトレードの商品を作る際に出る端切れを、ガール・パワー・プロモーションで引き受けて、東北のおばあちゃんたちに縫ってもらいます。

 東北のおばあちゃんたちは、大震災が起こる前はクリスマスリースを作ったり、手作業で内職をして、子どもたちに夢を与える仕事をしていたんですけど、いまはその仕事がない。そこで途上国の女の子たちにナプキンを送る活動について話をしたところ、協力していただけることになった。すごく喜んでくださっています。