「ハリポタ」の世界が日本にやってくる!14年USJに新エリア

AFPBB News

 米アマゾン・ドットコムが、またもや採算度外視の販売促進戦略を打ち出した。今年の6月19日から、ベストセラー小説「ハリー・ポッター」シリーズ全7作の電子版を米国の利用者に無料で貸し出すと発表したのだ

 利用者にとっては追加費用がかからず事実上無料のサービスになるというものだが、その費用を負担するのはアマゾンだ。

 同社はこれに関して同シリーズの電子版などを販売する、作者のJ・K・ローリング氏がオーナーのウェブサイト「ポッターモア」と独占ライセンス契約を結んだ。

 アマゾンは金額など契約の詳細を明らかにしていないが、ジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)は「我が社の電子書籍事業の中でも多額の投資」と話しており、おそらく通常の電子書籍販売の卸値と同額を支払うものと見られている。

大ヒット小説の導入で投資額さらに膨らむ

 アマゾンがここまで気前が良いのは、同社の「キンドル(Kindle)」シリーズと同端末で利用するデジタルコンテンツの販売促進につながると考えているからだ。今回のサービスの対象者も、同端末の購入者で、かつ「アマゾン・プライム」と呼ぶ会員制商品配送優遇プログラムに加入している人になる。

 アマゾンは昨年11月に「キンドル所有者向け貸出図書館(Kindle Owners' Lending Library)」という電子図書館サービスを開始した。今回のハリー・ポッターはこのサービスに追加する新たなコンテンツとなる。

 米ウォールストリート・ジャーナルは、アマゾンはこの図書館サービスに既に数千万ドルを投資しているが、この大ヒット小説をライブラリーに加えることでその額はさらに膨れ上がると伝えている。