一番安く作れるのは、「楽天プレミアムカード」で、年会費1万500円。
その次は、「セゾン・ゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」。年会費1万500円に加え、1万500円を追加で払うと、「プライオリティパス」を入手できる。
そのほか、VISAやJCBなどのプラチナランク以上のカードにも「プライオリティパス」は付いているが、これらのカードは年会費5万円以上なので、「プライオリティパス」のためにわざわざ作る必要はないだろう。
ちなみに「プライオリティパス」は、カードは黒色で、刻印されている文字は金色と、なかなか豪華で高級感がある。
サービスの質が最も高い韓国の仁川空港
私は「プライオリティパス」入手以来、数多くのラウンジを利用した。いろいろな料理が楽しめるシンガポール・チャンギ空港のラウンジ、無料マッサージが15分付いてくるマレーシア・クアラルンプール空港のラウンジなど、総じてアジアの空港ラウンジの満足度が高い。
中でも一番良いと感じたのは、韓国・仁川空港の大韓航空(KAL)ビジネスクラスラウンジだ。白を基調にした、明るく、開放感かつ高級感のある造りで、大きな窓からは滑走路や行き交う飛行機が見えて、雰囲気も素晴らしい。そして食事も美味しい。
ここが「プライオリティパス」が選ぶ、アジアパシフィック地区「ラウンジ・オブ・ザ・イヤー 2010年」に輝いたのも頷ける。
私は、ここで先日昼食を摂ったのだが、かぼちゃスープがあまりにも美味しいので、2度もお替わりをしてしまった。スープをよそいながら、ふと、料理が並ぶテーブルの脇に貼ってあった小さなプレートに気づいた。