マット安川 いかに菅内閣が口だけか、いかに民主党政権が問題を抱えているか、感情的ではない冷静な分析を、独自のルートで情報収集もされている平沢勝栄さんにお聞きしました。
極左勢力とずぶずぶ。菅直人は即刻辞めるべし!
衆議院議員(自由民主党シャドウ・キャビネット法務大臣、衆議院法務委員会筆頭理事) テレビ・ラジオにも多数出演。葛飾区柴又在住。(撮影:前田せいめい、以下同)
平沢 菅(直人)総理は一刻も早く辞めるべきです。彼がいないとできないことなど何もなく、むしろ総理の座に居座り続けることのマイナスの方がはるかに大きい。このままでは日本という国がおかしくなってしまいます。
だいたい彼は6月2日に辞めると言い、それは世界中で報道されました。米国大使館の人など、9月に本当に訪米するのか、辞める人をどう迎えればいいのかと困っていましたよ。
とにかく菅さんには問題が多すぎる。外国人から政治献金を受けた問題もさることながら、もうひとつ見過ごせないのは極左との関係の深さです。
国会でも追及されましたが、彼の政治資金団体は「市民の党」と関連する組織に6250万円も献金しているんです。
市民の党は一言でいえば、革命勢力ですよ。今年の三鷹市議選でこの党はある候補を公認したのですが、彼の親父はよど号ハイジャック犯の田宮高麿、母は松木(薫)さんと石岡(亨)さんを北朝鮮に拉致した森順子です。
かつて横浜市議会では、市民の党の議員が議場の日の丸を取っ払えと、議長席を6時間も占拠したことがありました。その後、同市議会は2人を除名しています。
市民の党を主宰しているのは斎藤まさし(本名、酒井剛)という人物です。彼は、自分の目的は毛沢東思想とマルクス・レーニン主義に基づく革命を起こすことだと、はっきり書いています。
また、憲法1条から8条までを廃止したい、つまり象徴天皇制を廃止しようとも主張している。カンボジアのポル・ポト派をはじめ、世界中の革命勢力を応援してもいます。菅さんはこういうとんでもない組織とずぶずぶの関係にあるわけです。