MRIC by 医療ガバナンス学会 発行

 夏に向かい福島もますます暑くなる中、東京電力福島第二非常勤産業医として6月28日から現地入りし、福島第一、第二発電所所員の健康管理の支援を7月1日まで行ってきました。

 同時に、現地の協力企業の方とも話ができ、以下のような声を聞きました。

●熱中症対策として、東電では防護服の下に着るクールベストを用意し、休憩所も用意しているが、クールベストは30~60分で熱くなることや、重いことから嫌う人もいる。

●炎天下で全面マスクをすることにより、特に眼鏡をかけている人はマスクが曇り、作業が困難である。

●休憩所まで現場が遠い所がある。

 今回の滞在中にいわき市内で内科を開業されている先生にお願いして機会を利用して、原発作業員のための、万が一の高線量被曝に備えた事前の自己末梢血幹細胞採取・保存(虎の門病院、谷口プロジェクト)に関して電離放射線従事者健診を受診された東電の関連企業に勤務する原発作業員の方々数名にアンケートを実施して頂きました。

 原発作業員、そのご家族、現地の医師の生の声をご紹介させて頂きます。なお、参議院議員会館で行われた本件の勉強会の模様(123)もご覧頂ければ幸いです。