次世代、つまり3世代目となる「CLA」のプロトタイプ
新型の1.5L直列4気筒ターボエンジン。吸排気系の取り回しも工夫することでコンパクト化を実現。エンジンカバーや側面などにもNV対策が施されている。当初は100kW、120kW、140kWの3つの出力から選べる。
新規開発の8速DCT。モーターを組み込むことでハイブリッド構造としている。モーターとエンジンの間にもクラッチを設けているのでEV走行も可能。EV走行中でも8速DCTは作動するし回生ブレーキも使える
ハイブリッドは前輪駆動だが、BEVの場合はモーターをリヤに配置して後輪駆動がベースとなる。どちらも4WDの4MATICが用意されていて、ハイブリッドは機械式4駆、BEVはフロントに前輪用のモーターを追加する
床下に敷き詰められた駆動用バツテリーは4つのモジュールで構成される。テスト車では750 km以上の航続距離をすでに記録しているそうだ
モーターは2種類の容量を用意。次期CLAとその兄弟車種はメルセデスのエントリーモデルとなるため、価格をなるべく抑えることも開発要件のひとつだった。