アジアで最大の情報通信技術の展示会「台北国際コンピューター見本市(コンピュテックス)」 が31日に開幕したが、今年の会場で注目されるのはタブレット端末だと海外メディアが報じている。
米アップルが「アイパッド(iPad)」を発売してから1年以上が経ち、アイパッドは既に第2世代のモデルも登場している。
これまでの間、ライバルメーカー各社はそれぞれ対抗製品を市場投入してきたが、販売台数はいずれの製品を合わせてもアイパッドを上回らない。
そうした中、各社は今年こそアイパッドを凌ぐ製品で、巻き返しを図りたいと考えている。その戦いは、端末、基本ソフト(OS)、半導体の分野など多岐にわたるという。
2位を狙うグーグルとマイクロソフト
英フィナンシャル・タイムズは今回のコンピュテックスで、米ヒューレット・パッカード(HP)や、台湾エイサー(宏碁電脳)、台湾アスーステック・コンピューター(華碩電脳)、中国レノボ・グループ(聯想集団)などが新しいタブレット端末を披露すると報じている。
また半導体メーカーの米インテル、米エヌビディア、米AMD、半導体設計の英アーム・ホールディングスが、より高性能、低消費電力で、バッテリー駆動時間の長い新製品の計画を明らかにするもようだ。