野球日本代表の指揮官・井端弘和監督(写真:共同通信社)
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 3月5日、第6回のWBCが始まる。今回は「データでみるWBC侍ジャパン」と題して、チーム、個々の選手の活躍ぶりを数字で振り返ろう。

 まずは、過去5回の大会の「侍ジャパン」の戦績から(左が先攻、右が後攻)。

「平成の怪物」がやってのけたWBC2大会連続MVPという偉業

【2006年 第1回大会】
第1ラウンド
〇日本 18–2 中国●
〇日本 14–3 台湾●
〇韓国 3–2 日本●
第2ラウンド
●日本 3–4 アメリカ〇
〇日本 6–1 メキシコ●
〇韓国 2–1 日本●
決勝ラウンド
〇日本 6–0 韓国●
〇日本 10–6 キューバ●
日本5勝3敗 優勝

WBCの初代王者に輝き、歓声に応える日本の王貞治監督=2006年3月、サンディエゴ(写真:共同通信社)

 監督は王貞治。MLBからはマリナーズのイチローとレンジャーズの大塚晶則が参加。第1ラウンド、第2ラウンドは総当たりのリーグ戦であり、これを4勝2敗で勝ち抜いた日本は、それまで2敗していた韓国に決勝ラウンドで初めて勝ち、余勢をかってキューバにも打ち勝ち、第1回の栄冠を獲得した。MVPには、3勝した松坂大輔が選ばれた。

【2009年 第2回大会】
第1ラウンド
●中国 0–4 日本〇
〇日本 14–2 韓国●
〇韓国 1–0 日本●
第2ラウンド
〇日本 6–0 キューバ●
●日本 1–4 韓国〇
〇日本 5–0 キューバ●
〇日本 6–2 韓国●
決勝ラウンド
●アメリカ 4–9 日本〇
〇日本 5–3 韓国●
日本7勝2敗 優勝

 監督は原辰徳、マリナーズのイチロー、城島健司、レイズの岩村明憲、カブスの福留孝介、レッドソックスの松坂大輔とMLB選手5人が参加。第2回大会は第1、第2ラウンドは敗者復活のあるダブルイリミネーション方式を採用。一度負けてもチャンスのある方式で、日本は韓国と5回も対戦。戦力の厚みがある日本が次第に打ち勝って2連覇。3勝した松坂大輔が連続MVP。

前回大会に続き、2017年のWBC第2回大会でもMVPに選ばれた松坂大輔(写真:共同通信社)